“Music should strike fire from the heart of man,

and bring tears from the eyes of woman.”

連載企画の第5回目は、VIOLA DA GAMBA（ヴィオラ ダ ガンバ）のアンサンブル。

2021年、私たちの生活は技術の進化により様々なものがデジタルに進化し、

何の不自由もなく毎日を送っています。

ところが、利便性に優れる毎日を送る一方で、果たして心は

満たされているのでしょうか。

デジタルに犯される毎日。私たちはただ大量に放出される

情報と言う荒波に飲まれ、

もがきながら溺れているだけの毎日ではないでしょうか。

だからこそ、最近では古地図、レコード、エレキより

アコースティックギター…といった

歴史的なモノやアナログなモノがカムバックし、需要が高まっています。

アナログなモノを通して、“昔の人と時間を共有する”ことに夢を抱き、

どこか安らぎを感じる…

きっと今、私たちは“心揺さぶられる何か”を強く求めているのかもしれません。

なかでも“音楽”は、いつの時代も人びとに寄り添い、

歴史や想いを次の世代に受け継いできました。

その“音”を奏でる楽器もまた、時代を経て進化しつつ、受け継がれているのです。

これこそ、私たちが求めているロマンではないでしょうか。

そこでこの連載では、300年以上もの歴史を経て現代に

受け継がれている古楽器に注目！

17～19世紀のヨーロッパで製作された楽器約150点を所蔵する

上野学園にご協力いただき、貴重なコレクションの中から

ピックアップした古楽器を紹介。

さらに、プロフェッショナルな古楽器奏者の方々の演奏を通して、

壮大な歴史を持つ古楽器の魅力に迫ります。

＊これら楽器は滅多に演奏されることがないので、

非常に貴重な映像だということをここに明記させていただきます。

300年以上も前、人びとが聴いていたであろう音色を現代で聴くことができる…

まさに壮大な歴史のシンフォニー！

さあ、この音色を聴いてあなたが想うのは？

.

.

Published on 1st April 2022

Starring_Shigeru Sakurai

director_Kaoru Sasaki @commons&sense

videographer & video editor_Yuriya

special thanks_Associate Professor Shigeru Sakurai (Ueno Gakuen University, Department of Music)

www.uenogakuen.ac.jp/university/

MORE INFO: Period Instrument Exhibit Room

www.uenogakuen.ac.jp/university/campus/exhibit_room.html