
Tomo Koizumi
TOMO KOIZUMI COLLECTION 2022
CATEGORY FASHION
18:04
デザイナー小泉智貴が手掛ける「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の2022年新作コレクションが京都の二条城を舞台に発表されました。ニューヨークで行った2019年秋冬コレクションショーをきっかけに、若手デザイナーとして一躍世界へとその名前が広く知れ渡ることになった小泉による、日本国内で2回目の開催となる今回のショーでは、京都の老舗ブランドとの特別なコラボレーションにより創り上げられた、日本古来の美しい素材や特徴的なモチーフを使用したドレスを含む、全23ルックが展開されています。
新型コロナウイルスの影響から、社会全体に暗雲が漂う状況が続く中「暗い気分の時にこそ人々に明るさを届けたい、華やかなものや美しいもので人の心を癒やしたい」と、心から感じるようになったという小泉。また今回、京都でのショーを決意した背景として、日本のファッション業界を盛り上げ、若い才能がクリエイティブに活躍できる環境作りをしっかり整えていきたい、という強い願いが反映されています。この想いを共にする同士が集まり、日本が誇る素晴らしいクラフトマンシップを継承し続けてきた京都の老舗ブランドへ協力を呼びかける事によって実現した本コレクションでは、日本文化や京都といったテーマが大きなインスピレーションとなっています。
創作過程の中で何度も京都に足を運び、訪れたお寺で目にした装飾や住職の話から感じた“祈りの力”を発想源に、一種の厄除けとしての効果をもたらしたかったと今回新たに取り入れたショーピースへの刺繍では、鶴・鳳凰・獅子・龍・虎・獏・亀・コウモリなど、吉兆の象徴や守り神として祀られる瑞獣や動物が表現されています。伝統的な技法や思想を受け継ぎながら、それらの素材を再構築し、自身のフィルターを介して新たな解釈を与えることで「トモ コイズミ」ならではのファンタジックな世界観を紡ぎ出します。京都の匠の技に触れ、これに深い敬意を表し、「夢・花・愛」をキーワードにスプレーペイントで施された鮮やかなドレスの彩色と、モデルの動きによって変化する立体的なラッフルのシルエットが、暗がりの中ライトで照らされた二条城に浮かび上がるポエティックな残像を残すインスピレーショナルなコレクションとなりました。
デザイナー小泉智貴が手掛ける「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の2022年新作コレクションが京都の二条城を舞台に発表されました。ニューヨークで行った2019年秋冬コレクションショーをきっかけに、若手デザイナーとして一躍世界へとその名前が広く知れ渡ることになった小泉による、日本国内で2回目の開催となる今回のショーでは、京都の老舗ブランドとの特別なコラボレーションにより創り上げられた、日本古来の美しい素材や特徴的なモチーフを使用したドレスを含む、全23ルックが展開されています。
新型コロナウイルスの影響から、社会全体に暗雲が漂う状況が続く中「暗い気分の時にこそ人々に明るさを届けたい、華やかなものや美しいもので人の心を癒やしたい」と、心から感じるようになったという小泉。また今回、京都でのショーを決意した背景として、日本のファッション業界を盛り上げ、若い才能がクリエイティブに活躍できる環境作りをしっかり整えていきたい、という強い願いが反映されています。この想いを共にする同士が集まり、日本が誇る素晴らしいクラフトマンシップを継承し続けてきた京都の老舗ブランドへ協力を呼びかける事によって実現した本コレクションでは、日本文化や京都といったテーマが大きなインスピレーションとなっています。
創作過程の中で何度も京都に足を運び、訪れたお寺で目にした装飾や住職の話から感じた“祈りの力”を発想源に、一種の厄除けとしての効果をもたらしたかったと今回新たに取り入れたショーピースへの刺繍では、鶴・鳳凰・獅子・龍・虎・獏・亀・コウモリなど、吉兆の象徴や守り神として祀られる瑞獣や動物が表現されています。伝統的な技法や思想を受け継ぎながら、それらの素材を再構築し、自身のフィルターを介して新たな解釈を与えることで「トモ コイズミ」ならではのファンタジックな世界観を紡ぎ出します。京都の匠の技に触れ、これに深い敬意を表し、「夢・花・愛」をキーワードにスプレーペイントで施された鮮やかなドレスの彩色と、モデルの動きによって変化する立体的なラッフルのシルエットが、暗がりの中ライトで照らされた二条城に浮かび上がるポエティックな残像を残すインスピレーショナルなコレクションとなりました。